栃木民医連 卒業お祝い会を開催しました

栃木民医連ではこの春、医学生・薬学生の卒業を迎えた学生を祝う「卒業お祝い会」を開催しました。会場には在学生や職員が集まり、オンライン参加の仲間も交えながら、これまでの歩みを振り返り、新たな門出を祝うあたたかな時間となりました。
花束と寄せ書きに包まれた卒業のお祝い
会の冒頭では、卒業を迎えた学生へ花束が手渡され、参加者から大きな拍手が送られました。やわらかな色合いの花束とともに、在学生や職員から寄せ書きも贈られ、会場はお祝いの気持ちに包まれました。対面で参加した仲間だけでなく、オンラインで参加した学生も画面越しに門出を見守り、会全体がひとつにつながる時間となりました。

卒業を祝う場でありながら、これまで一緒に歩んできた時間の積み重ねを感じる会でもありました。栃木民医連では、高校生の医療体験や学生向けの学習会、つどいなどを通して、学生とのつながりを大切にしてきました。その中で育まれてきた関係が、この日のあたたかな空気にも表れていました。
学びと悩みを越えて迎えた卒業
卒業を迎えた学生からは、6年間の学生生活を振り返る率直な言葉が語られました。入学したころには想像もできなかった今の自分にたどり着くまでには、勉強の大変さだけでなく、人間関係や進路への悩みなど、さまざまな葛藤があったことが語られました。それでも、周囲に支えられながら歩み続けてきたことが、卒業という節目につながったことが伝わる内容でした。
また、薬学部で学んできた学生からは、知識を積み上げていく過程とともに、学び続けるうえで大切なのはメンタルを保つこと、思い詰めすぎずに自分なりのリフレッシュの時間を持つことの大切さも語られました。学業の厳しさを知る先輩だからこその言葉は、在学生にとっても深く心に残るものとなりました。
在学生に引き継がれる思い
在学生からは、卒業する先輩たちへのお祝いと感謝の言葉が寄せられました。学習会やつどい、日ごろの交流の中で見てきた先輩たちの姿に励まされてきたこと、真剣に学びながらも周囲を気づかう姿に力をもらってきたことが語られました。先輩たちの経験や言葉は、これから学びを続けていく後輩たちにしっかりと受け継がれていきます。
医学生・薬学生として過ごす年月には、楽しいことだけでなく、迷いや不安を感じる時期もあります。だからこそ、少し先を歩く先輩たちの言葉は、在学生にとって大きな励ましになります。今回のお祝い会は、卒業生を送り出す場であると同時に、在学生が自分自身のこれからを見つめる機会にもなりました。
笑顔あふれる交流の時間
会の後半では、ケーキを囲んでの交流やゲームも行われました。卒業や進路の話だけでなく、日々の学生生活やアルバイト、試験のことなども語り合われ、会場には自然な笑顔が広がりました。緊張感のある節目の場でありながら、いつもの栃木民医連らしい、あたたかく和やかな時間となりました。
こうした何気ない交流のひとときも、学生同士や職員とのつながりを深める大切な時間です。学ぶ場であると同時に、安心して話せる関係があることが、学生生活を支える力になっていることをあらためて感じる会となりました。
それぞれの場所で地域医療へ

卒業を迎えた学生は、この春からそれぞれ新たな場所で歩み始めます。これまで栃木民医連で重ねてきた学びや出会いは、医療人としての土台のひとつになっていくはずです。地域医療の現場に立つなかで、学生時代に感じた悩みや支え合いの経験は、きっと患者さんや仲間に向き合う力にもつながっていくのではないでしょうか。
栃木民医連では、これからも医学生・薬学生との学び合いを大切にしながら、地域医療を担う仲間づくりを進めていきます。卒業を迎えたみなさんの新しい一歩を心から応援するとともに、今後の活躍を楽しみにしています。
