栃木民医連・青年ジャンボリー(1月)の様子

毎月の集まり「青年ジャンボリー」とは

栃木民医連では、毎月「青年ジャンボリー」を開催しています。
医療・介護・薬局など、それぞれの職場や立場で働く青年職員や関係者が集まり、
交流しながら社会や医療、平和について学ぶ場です。
1月のジャンボリーも、終始あたたかな雰囲気のなかで行われました。

 

 

アイスブレイク:カタカナーシ(カードゲーム)

前半は、参加者同士の緊張をほぐすアイスブレイクとして、カードゲーム「カタカナーシ」を行いました。
お題として出されたカタカナ語を、カタカナを一切使わずに説明し、周囲に当ててもらうゲームです。

シンプルなルールですが、いざやってみると「どう伝えたらいいんだろう?」と頭をフル回転させる場面が続きます。説明する側も答える側も自然と声を出し合い、笑いが起こり、会場は一気に和やかな雰囲気に包まれました。

普段の仕事ではなかなか見られない一面が垣間見えたり、「そんな言い方があったのか」と感心したりと、
参加者同士の距離がぐっと縮まる時間となりました。

 

後半学習:台湾有事をテーマに考える

後半は学習の時間として、「台湾有事」をテーマにした動画を視聴しました。
ニュースなどで「台湾有事」という言葉を耳にすることはあっても、
その背景や意味、私たちの生活との関係までじっくり考える機会は多くありません。

動画では、台湾と中国の関係をめぐる歴史的経緯に触れながら、
現在の国際情勢の中で何が「有事」と言われているのかを整理していました。
あわせて、日本・アメリカを含む各国の立場や思惑が交差することで緊張が高まっていく構図についても取り上げられ、「単純に善悪で割り切れない問題であること」を確認する内容でした。

また、軍事的な緊張が高まることで、基地機能の強化やミサイル配備が進む可能性があること、
それによって「暮らしの場」が攻撃対象になり得る不安が生まれることにも言及されていました。
平和の問題は遠い国の出来事ではなく、地域の生活や医療・福祉の継続にも直結しうるテーマであることを、改めて考える機会となりました。

私たち民医連は、憲法と平和を大切にし、対話によって紛争を解決する立場です。
今回の学習は、そうした立場に立って「いま起きている変化をどう見つめるか」
「不安や分断を広げないために何ができるか」を考える入口となりました。

視聴後の共有・対話

動画視聴後には、感じたことや疑問に思ったことを率直に出し合いました。
「台湾有事という言葉だけが独り歩きしていたが、背景を知ることで見え方が変わった」
「平和や憲法の問題が、ニュースの中だけでなく、自分たちの生活とつながっていると感じた」
といった声もあり、それぞれが自分の立場から考えを深める時間となりました。

一方的に知識を受け取るだけでなく、疑問や不安を言葉にし、互いに耳を傾けることで理解が少しずつ重なっていく――
青年ジャンボリーらしい学びの形が感じられました。

今後に向けて

栃木民医連の青年ジャンボリーは、単なる勉強会ではありません。
ゲームを通じてつながりをつくり、学習を通して社会や平和について考え、
対話を通してそれぞれの思いを共有する場です。

これからも毎月のジャンボリーを通して、仲間とのつながりを大切にしながら、
医療や社会のあり方、そして平和について考え続けていきます。