【原水禁世界大会支援】心を込めた「カンパカレー」200食完売!

――職員・医学生・組合員が手を取り合って平和への思いを形に

目次

はじめに

2025年原水爆禁止世界大会(広島・長崎)に向けて、栃木民医連では支援活動の一環として「カンパカレー」企画を実施しました。職員や組合員に呼びかけて販売したカレーは、なんと200食分が完売。売上はすべて、世界大会への参加支援カンパとなります。

 

調理には職員・医学生・組合員も参加

今回の企画では、広島大会に参加する職員や医学生が調理に参加。栃木保健医療生活協同組合のオレンジ色のエプロンを着けた若い医学生が、玉ねぎを手際よく刻んだり、大鍋に具材を混ぜたりと大活躍しました。


 医学生も調理に参加! 明るく丁寧な手つきで玉ねぎを下ごしらえ

また、組合員の皆様にも大きなご協力をいただき、じゃがいもやにんじんの皮むき・カットなどを分担して作業しました。会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれ、調理中も平和や日常の話題で笑顔が絶えませんでした。


組合員さんとともに野菜を準備。大鍋2つ分の食材を使った本格仕込み

使用したカレールウは市販の中辛や甘口などをブレンドし、トマト缶やスパイスも加えて本格的な味わいに。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ひき肉がたっぷり入り、ボリュームも大満足の一皿に仕上がりました。


📷 「おいしくなーれ」と願いを込めて。具材とスパイスもこだわり満点

 

販売の様子と参加者の声

販売は昼休みに合わせて行われ、事務所内はカレーの香ばしい香りで包まれました。食堂のテーブルにはアツアツのカレーを手にした職員や組合員が集まり、和やかに食事と交流の時間を楽しみました。


完成したカンパカレー。やさしい味に心も体もぽかぽか

毎年やってほしいね」「カレーで平和支援、素敵!」と笑顔の組合員さん

参加した職員の一人は「普段なかなか関われない組合員さんと一緒に調理できて嬉しかった。世界大会でもしっかり学んできます」と話し、医学生からも「手作りカレーで支援になるなんて、温かい取り組みだと思いました」との声が聞かれました。

購入された方からも、

「味もボリュームも大満足。来年も楽しみにしています」
「カレーを食べるだけで平和につながるなんて、素敵なアイデアですね」

「食」を通して平和を考える

栃木民医連は、医療・福祉の現場から「いのちと平和を守る」活動を続けています。原水禁世界大会では、被爆者の証言を直接聴き、核兵器のない世界を目指す国際的な交流に触れる貴重な機会が広がります。

今回のカンパカレー企画は、ただの食事提供ではなく、「平和を語り合い、願いを共有する場」として、大きな意味を持ちました。カレーの温かさとともに、参加者一人ひとりの思いも、しっかりと広島・長崎に届けたいと思います。

今後も、組合員・職員・学生がともに支え合い、声を上げていけるような活動を大切に育てていきます。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。