医学生や高校生も参加!クリスマスにちなんだチャリティーイベント「サンタdeラン&クリーン&パレード」開催
2024年12月15日、栃木県宇都宮市江野町のオリオンスクエアで、子どもの貧困撲滅を訴えるチャリティーイベント「サンタdeラン&クリーン&パレード」が開催されました。同イベントは、同実行委員会ととちぎコミュニティ基金が主催し、今回で9回目を迎えました。今年はボランティアを含め約300人が参加しました。
サンタやトナカイに仮装して活動
参加者たちはサンタクロースやトナカイなどに仮装し、「ランチ1食分で子どもの貧困がなくなる」などと書かれたプラカードを掲げて、オリオン通り周辺をパレードしました。また、オリオンスクエア周辺でのランニングや清掃活動も行われ、地域住民に支援の必要性を訴えました。
今年は、栃木民医連・医療生協職員と医学生、高校生がチームを組んで参加し、ラン部門では医療生協職員がベストドレッサー賞を受賞しました。また、清掃活動に取り組む”クリーンチーム”は今回2位に輝きました。
クリーン活動でゴミを拾う様子
参加費や寄付金の使途
イベントで集まった参加費や寄付金は、栃木県内の子育て支援に関わる17団体に寄付され、子どもたちの未来を支えるために活用されます。
参加者の声
高校生の参加者
「初めてボランティア活動に参加しました。この活動自体を知らなかったのですが、参加してみてどのような取り組みをしているのか学ぶことができました。清掃活動を通じて、普段きれいだと思っていた宇都宮にも意外とゴミが多い場所があると気づきました。これから自分にできることを考えていきたいと思います。」
医学生の参加者
「今回が初めてのボランティア活動でした。街を歩きながらゴミ拾いをするのはとても気持ちが良かったです。地域に貢献することの大切さを改めて感じました。」
イベントの意義
このイベントは、地域の美化活動や子どもの貧困に対する意識啓発を目的とし、多くの人々が参加することで社会課題に対する関心を高める場となっています。仮装という楽しい要素を取り入れながら、真剣なメッセージを発信し、支援の輪を広げる重要な機会となりました。
来年以降もさらに多くの人々が参加し、子どもたちを取り巻く環境がより良いものになることを期待します。